施設の特色・ポイント
「やさしさ」を起点とした介護を実践。ご利用者の安全・やすらぎ・尊厳の保証を基本に、その人らしい生活を支援しています。
特別養護老人ホーム 原町ホームは、社会福祉法人 恩賜財団東京都同胞援護会が運営する特別養護老人ホームです。同一敷地内のグループホームや小規模多機能型居宅介護とも連携し、シームレスな支援体制を整えています。昭和60年に開設した都内でも屈指の歴史を持つ施設でありながら、ICT活用など新しい取り組みを積極的に推進しています。
機能訓練指導員による個別・グループリハビリのほか、クラブ活動や季節行事などを豊富に企画し、生活の充実を支援しています。また、介護職には外国人スタッフも多く、多様な人材が活躍できるように研修やカリキュラムに力を入れています。
導入前の課題
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転倒事故の原因
スタッフが不在のタイミングで転倒が発生した場合、原因の特定が推測に頼らざるを得ませんでした。ご家族への説明も難しく、職員も「なぜ転んだのか」がわからないまま対策を練るしかない状況でした。
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夜間対応の負担
コールが鳴るたびに状況がわからないまま急いで向かう必要があり、他の対応中でも「とにかく行かなければ」という焦りが続いていました。業務の優先順位をつけることができず、夜勤スタッフの心理的負担につながっていました。
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外国人スタッフと情報共有
外国人スタッフも多いため、コール時の状況説明や事例を用いた教育の場面で言語の壁が課題でした。口頭や文字だけでは伝えにくい場面が多く、共通認識を持ちにくい状況がありました。
導入システム・機器
導入の決め手
拡張性の高さと継続的なDXの実現を見据えて
組織全体のデジタル推進を牽引する立場から、ナースコールを単なる『呼び出しベル』ではなく、『他機器と連動する情報ハブ』として再定義しました。
ナースエコールの『現場の柔軟性』と『持続可能な拡張性』は、今後の継続的なDXを見据えた場合、間違いなく強力なインフラとなります。
この拡張性の高い基盤の上で、職員が本来のケア業務に専念できる新しい現場環境を創り上げていきたいと考えております。
事務局 施設部 デジタル推進担当
課長 池田 清彦さま
導入後の効果
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事故分析
共用部の転倒も映像で初動対応が明確に
居室だけでなく共用部にもカメラを設置したことで、転倒発生時の映像を記録として提出でき、初動対応が早く的確になりました。頭部打撲の有無も映像で確認でき、救急連絡の判断が迅速に。ご家族への映像確認依頼にも対応でき、相互の状況共有がしやすくなりました。
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即時確認
コールと同時に状況をパッと確認
ナースコール通知とともにカメラも通知。「今起き上がったのか」「センサーが反応しただけか」が画面で確認でき、必要なものを持参してから訪室するなど効率的な動きが可能になりました。以前はコールのたびにとにかく向かっていた対応が、落ち着いて判断できるように変わりました。
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心理負担減
夜間業務に余裕が生まれた
コール時の状況がカメラで把握できるようになり、優先順位をつけて対応できるように。「とにかく急いで行かなければ」という焦りが解消され、業務に余裕が生まれました。映像記録が残ることで、先輩スタッフへの事後確認もしやすくなっています。
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教育効率化
映像で伝える教育で言語の壁を解消
外国人スタッフが多い環境で、コール時の状況や事例の説明を映像で行えるようになったことで、言語の壁を越えた明確な教育・情報共有が実現。「一緒に画面を見ながら伝える」ことで、口頭や文字では伝わりにくかった場面の共通認識が持てるようになりました。
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遠隔設定
リモート設定で安心サポート
遠隔からのリモート設定で機器設定の変更対応をしてもらえました。困っている・変えて欲しいことが別日ではなく、リアルタイムで設定してもらえるため、現場の負担軽減につながっています。
ご担当者インタビュー
導入前の課題などを教えてください。
事故が起きた際に、スタッフが不在だと原因がわからないまま終わってしまうことへの課題意識がありました。「なぜ転んだのか」を推測し対策を練るのが限界で、ご家族への説明も難しい状況でした。カメラがあれば原因がはっきりわかり、説明責任も果たせると考えていました。歴史のある施設だからこそ、新しいものを積極的に取り入れていきたいという思いもありました。
施設長 神田 祐一さま
外国人スタッフへの活用についても教えてください。
当施設は介護職の半数は外国人スタッフです。コール時の状況説明や教育の場面で言語の壁がありましたが、カメラの映像を一緒に見ながら説明することで、言葉だけでは伝わりにくかったことが明確に伝えられるようになりました。映像という共通の「見える化」が、ケアの質を大きく変えてくれています。
施設長 神田 祐一さま
共用部へのカメラ設置が特に効果的だったとのことですが。
居室だけでなく共用部にもカメラを設置したことで、転倒が起きた際に映像を記録として残せるようになりました。頭を打っているかどうかもすぐ確認できるので、救急連絡の判断が早くなりました。ご家族からも「当時の映像を確認したい」というご要望をいただくこともあり、相互の状況確認がしやすくなっています。
介護主任 小林 怜史さま
スタッフの声
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「コールが来たらカメラを確認して、状況を見てから向かえるようになりました。以前はとにかく急いで行くしかなかったのが、落ち着いて対応できるようになり、持っていくべきものも事前に準備できます。」
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「夜間の心理的負担がかなり軽くなりました。映像が残っているので、後で先輩に確認してもらったりできますし、一人で抱え込まなくてよくなりました。」
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「共用部での転倒時にすぐ映像を確認して、頭を打っているかどうか判断できました。その場の初動が早くなり、ご家族への説明もスムーズにできています。」
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「物の紛失などちょっとした確認にも使えています。映像を一緒に見ながら説明できるので、言葉だけでは伝わりにくかったことが、外国人スタッフとも共有しやすくなりました。」
今後について
見守りカメラの設置場所や活用方法をさらに見直しながら、見守り体制の充実を継続的に図っていきます。
ご利用者様の尊厳・プライバシーへの配慮を前提に、テクノロジーをケアの補助として活用していく方針です。
将来的には翻訳機能を活用した記録業務の効率化も検討しています。外国人スタッフが日本語を調べながら記録を書く負担を軽減し、
キャリアアップと働きやすい環境づくりを同時に実現していきたいと考えています。
基本情報
- 法人名
- 社会福祉法人 恩賜財団東京都同胞援護会
- 施設概要
- 特別養護老人ホーム 原町ホーム

- 住所
- 東京都新宿区原町3-8
特別養護老人ホーム 原町ホーム
原町高齢者複合施設(原町グループホーム・原町小規模多機能居宅介護センター)
原町グループホーム スタッフ
原町小規模多機能居宅介護センター 見守りシステム
原町小規模多機能居宅介護センター フロア